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【実践!CSVデータ集計スクリプト作成編】より複雑な条件を満たすときのみに集計するスクリプト
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2021/04/17
はじめに
ツールスクリプトの概要
$ cat << EOF > expenses.csv
山下モゲ雄,営業部,本社,7929
島田フガ子,経理部,名古屋支部,50958
岡田ピポ太,製造部,山口工場,27989
沢口モフ代,人事部,本社,28025
銭形ガメ吉,海外部,メキシコ支部,27497
上岡ムメ美,営業部,本社,17544
京谷マハ次,製造部,山口工場,25383
園田フマ由,人事部,本社,23275
田川ポゥ子,製造部,ベトナム工場,37658
満田クタ郎,営業部,本社,32259
島寺ルン大,営業部,本社,41764
香下ウル蔵,製造部,山口工場,17149
蒲田ウオ奈,海外部,メキシコ支部,25229
郷田ポポ生,営業部,名古屋支部,26683
梅岡ボル伍,経理部,本社,41615
亀川ヲル士,製造部,山口工場,18657
EOF
$ ./add_up_tool.sh expenses.csv
集計したい部署を以下 1/2/3/4 から選択してください
1) 営業部 2) 経理部 3) 製造部 4) 海外部
※ 終了は q か c を入力!
>>>3
製造部 : ********** 円
ツールスクリプトの実装
#!/bin/bash
#👇連想配列でキーからラベルを取得できるようにする
declare -A branches=(
['1']='営業部'
['2']='経理部'
['3']='製造部'
['4']='海外部'
)
#👇集計計算の中身
function Total() {
#👇option : 1) 営業部 2) 経理部 3) 製造部 4) 海外部
local option="${branches[$1]}"
local filepath="$2"
cat "$filepath" | awk -F"," '
#👇①正規表現による集計条件
$2 ~ /'$option'/ { addup += $4 }
END {print "\n '$option' : " addup " 円"}
'
}
#👇対話型で操作を選択的に使う
function Addup() {
local option
printf "集計したい部署を以下 1/2/3/4 から選択してください\n"
printf "\n 1) 営業部 2) 経理部 3) 製造部 4) 海外部\n\n"
printf "※ 終了は q か c を入力!\n>>>"
read OPT
case "$OPT" in
1 | 2 | 3 | 4 ) Total $OPT $1; option=$OPT;;
q | c ) echo "終了"; exit 0;;
* ) printf "ヒント... 1/2/3/4 で入力!\n\n"; Addup $1;;
esac
[ -n "$option" ] && exit 1
}
Addup $1
$./add_up_tool.sh expenses.csv
集計したい部署を以下 1/2/3/4 から選択してください
1) 営業部 2) 経理部 3) 製造部 4) 海外部
※ 終了は q か c を入力!
>>>2
経理部 : 92573 円
...
#👇①正規表現による集計条件
$2 ~ /'$option'/ { addup += $4 }
...
$option
まとめ
記事を書いた人
ナンデモ系エンジニア
主にAngularでフロントエンド開発することが多いです。 開発環境はLinuxメインで進めているので、シェルコマンドも多用しております。 コツコツとプログラミングするのが好きな人間です。
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