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【シェルコマンド】WezTermの画面操作
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2024/06/09
最近の個人的な開発作業のマイブームで、数値データをコンソールに直接散布図を描くことのできる
visidataのプロット機能は簡易的なデータ点描画しかやらせることができないため、せめてターミナル画面を分割し、グラフを並べて表示させてみたい場合があります。
"ターミナル画面 画面分割"の代名詞的なアプリケーションといえば「tmux」ですが、visidataの散布図のプロットの際の色設定との相性がデフォルトだと良くないため、visidataを使った散布図描画には
なおWezTermのDebian環境への導入方法は以前の記事で取り上げましたので、必要があればそちらをご覧ください。
今回はちょっとしたことですが、「WezTerm」の画面分割関連のテクニックをまとめて紹介します。
WezTermで画面を分割する
画面分割に関する機能は以下の通りです。
visidataにはグリッド表示機能そのものがないため、複数のグラフのx軸を合わせたい場合には縦分割、y軸を合わせたい場合には横分割を活用します。
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WezTermで新しいタブを開く
描きたいグラフが複数ある場合には、タブを増やして処理させたい場合があります。
以下にタブ系の機能をまとめます。
※なお、ここでの「Superキー」とは、市販のキーボードではウィンドウズのマークが印されていたり、Macbookなどでは「Commandキー」であったり、製品によって割り当ての異なるキーです。
新しいWezTermウィンドウを起動する
別のウィンドウからWezTermで作業したい場合には、以下の機能を使います。
※なお、ここでの「Superキー」とは、市販のキーボードではウィンドウズのマークが印されていたり、Macbookなどでは「Commandキー」であったり、製品によって割り当ての異なるキーです。
まとめ
生CSVデータをサクッと2次元プロットとして確認したい場合に、「visidata」と「WezTerm」の組み合わせはとても強力なツールだと思います。
もちろん、visidataのプロット機能はデータの中身を確認したい程度の必要最低限ことしか対応していません。 よりグラフの見栄えにこだわりたい場合には、matplotlibなどを活用しましょう。
記事を書いた人
ナンデモ系エンジニア
主にAngularでフロントエンド開発することが多いです。 開発環境はLinuxメインで進めているので、シェルコマンドも多用しております。 コツコツとプログラミングするのが好きな人間です。
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